景気が上向くタイミングが難しい
例えば、現実に株価が上昇して
企業の利益がバス!!っと増えたとしても
それはすぐには反映されない。
なぜかって、そりゃあなた、給料貰ったからってすぐにそのお金全部使いますか?って話です。
なので、企業の利益が増え、社員の給与に反映されるまで約半年。
※ボーナスなどが一番最初に影響が出る。
そのあと半年後でサービス業に影響が出る。
飲食店、旅行関係がワッと湧き上がって、そこで初めて
世間的な景気上昇感が出る。
サービス業の給与があがったところで、景気上昇に安定度が出る。
ここまでくれば、好景気の兆しと見ても大丈夫。
ただし、この一連の流れは多少の時間差が発生するし
その途中で大きな邪魔が入ると、急転直下で株が落ちる。
実は三年ほど前、好景気がくるぞくるぞと言われ続けたにもかかわらず
強烈なパンチを食らって景気が落ちた事がある。
民主党の政権交代だ。
ほとんどパニックに近い騒ぎになり、景気は落ちたというより混乱した。
そのうえで、さらに東日本大震災が来た。
ところが面白いことに、大きな震災の後では復興景気というものが来るのがわかっている。
すべてを失ったかに見えるが、福島に人がいる以上
そこに家を建てたり、ありとあらゆるお金が動くのが当然だ。
そういった建築産業が、決して高いとはいえない費用ではあるものの
がんがん動いているのは間違いない。
さて、今後どうなるかというと
必ずしも景気が上昇するとは言えない。
なぜか?
総選挙が来るからである。
そして現在、与党である民主党には、もはや敗北の風しか流れていない。
仮に自民党が与党になったのなら、この流れは続くであろうが
第三政党が与党にのし上がった日にゃ・・・政治の混乱は拍車がかかり
株は乱高下、治安は悪化、田畑は荒れ、人々は飢え、宇宙人は来襲し
もはやウルトラマンしか頼るところがないのではないか(ちょっとだけ嘘)
とまぁ、さんざん脅しといてなんだが
ぐだぐだと政治の愚痴を言っても仕方ないのです。
われわれは政治に翻弄されつつも、自分の守るべきものを守っていかないといけないのだから。