登山記録 高尾山単独深夜行 2012/10/21
久々に山に登ったんだけど
どうせ登るなら、ちょっと工夫をしたかったので色々と考える。
場所は高尾山①号ルート。
いわゆる舗装されたつまらないルートなので
そのまま登ってもたぶん何の達成感もない。
どうせなら、この前の台風の時に登りたかったんだけど
いまはバイトが手を離せないのであきらめる。
んで単独行ってのは最初から決めてたんだけど
早朝、というよりも深夜に登ろうと決める。
3時ぐらいから移動できそうなので、その日を一日あけておく。
ただ・・・・深夜、単独行・・・・もうひとつ何かほしいなぁ・・・
という事で
高尾山までの道のり全てを歩行する事にした。
自宅から高尾山山頂まで、全て歩行(笑)
これだ。
自宅から高尾山入り口まで、約8〜9キロ
高尾山入り口から山頂まで3.5キロ
とはいえ、入り口まではすんなりきてしまった。
全く書く事がない(苦笑)
登り始めると、①号路(地図赤ルート)といってもその急坂に驚かされた。
結構傾斜がきつい上に、深夜なのでその感覚が分からないのがとまどった。
つまり、自分が登ってんのか下ってんのか、よく分からんという^^;
平衡感覚がおかしくなってるんだなぁとしみじみ。
あと・・・ヘッドライトで照らしているとはいえ、この闇の中はなかなか怖い。
休憩中にライトを全消ししていると、手元の行動食すら見えない。
グルルルルルウ・・・って音が聞こえたんだが、あとで調べたら
どうやらムササビの声らしい。
ある程度の高度を稼いだら、中間地点(ケーブルカーの高尾山駅)で街の風景が見えたので
携帯電話で撮影してみたが・・・正直、あんまり綺麗に撮れてないね(苦笑)
途中、何組かのグループに会って、俺がびびる。
深夜の山行ではほとんど、別のグループと会ったことがない。
さすが東京だ。
とはいえ、まさか単独行はいないだろうと思ったら、うすら明るくなったところで
降りてくる奴に会ってしまい、いろいろ心が折れる(苦笑)
頂上でエスビットポケットストーブでラーメンを作る。
お袋がよく「頂上で食べるラーメンは最高だよ!!」と言っていたが
正直、頂上で食べても下界で食べても、ラーメンはラーメンだった。
そりゃそうだ(苦笑)
気になったのが火力。
自宅では1個でシェラカップのお湯が普通に沸いたのだけど
山頂では3個必要だった。
帰り道、どうも一号路を往復するのがつまらなくなったので
日陰沢林道(地図の青ルート)に抜ける事にする。
こっちは道もまさに林道といった感じ。
ただ、正直いうと木製の階段は死ぬほど歩きにくい。あれなら坂を降りるほうがマシ。
日陰沢から蛇滝に抜けた辺りで、行動食が尽きた。
行動食は
・チーズ4個
・カロリーメイト1袋
・燻製ソーセージ1本
・ウィダインゼリー1個。
(ちなみに非常食としてミニラーメン3個(うち1個食べただけ))
正直いうと、高尾山〜自宅までの距離を計算し忘れてた(苦笑)
ヤバイかな?とは思ったが、すでに下界に降りてきていたし
まぁ現金も2千円持ってきているので、途中で厳しくなったら購入しようと思ったが
なんとか自宅まで腹ももってくれたのでホッとした。
(※財布は重りになるので、自宅に置いてきた。)
次回は行動食の量をチーズを倍にしておこう。あとカメラがあるといいなぁ。
携帯のカメラは写りが悪い。