はりはりやさんと、技術交流会

その前にプリンターが壊れるTT←ツイッターでひたすらボヤいてますが(苦笑)
うちの仕事は出品時にも状態チェックを可の商品に限り印刷しているので
出品、出荷、宣伝と、ほぼ全ての業務がストップしてしまう。

インクヘッドクリーニングをやったり、インクをガンガンつかったりして
色々と試してみるが、結果的に4日ほど格闘したすえ
新品のプリンターを買うという敗北感(苦笑)

ただ、新しいプリンター、しかも同系列の上位機種に買えたおかげで、
給紙ユニットが一個予備としてはずし、それに封筒を入れて
即座に封筒印刷が出来るように。
今まで、一般用紙と封筒を入れ替えるの面倒だったんですよね。
出来れば全く同型だったら、ドライバーの入れ替えも不要で助かったのにねぇ・・・近所の電化製品店では
もうとっくに型遅れで販売されてないんですって・・・。


まぁこの話は、オチもないんで、このへんで。


茨城買取ドットコム、はりはりやを経営している
ツイッター名でinumurakunikuさんが八王子にやってくる。
買取があるという事だったのだけど
どちらかというと、私に会ってくれるので出張買取にした感じ。
こういう話はとても嬉しいよね。
私は基本的に直接会って、交流するのが好きで
ブログとかツイッターでの知り合いより、そういう人を大事にしたい。
こんな事をネットで言うと怒られるかもしれないが
直接会わないと言えない事って沢山あるんです。

たとえ、お金を貰っても言えない事が沢山ある。
だから、直接会った人にだけちょっとずつ教えていこうと思う。
私だって同業者同士で助け合いたいわけで。

私からは仕入れの特殊な手ほどきと、倉庫管理
はりはりやさんからは有効なHP、iホンの強力なツールを教えてもらう。
そしてネット古本屋の将来を憂いて、今後の一手を考える。


二人で一致した意見として間違いない
・まだ古本買取の需要は眠っているという事

・抜けコミックの使い方は、今後の古本屋の有り様を大きく左右する。
この2点。

古本屋の個人買取は、宣伝でもなかなか掘り起こせないのが事実だが
アプローチによってはまだまだ金脈はあると感じている。
おそらく多くの本、特に古くて高額な本ほど廃棄されているはずだ。
私は現在、その発掘に近い(苦笑)作業に追われている。
古本屋というより、ほんと古書店に近い(苦笑)

はりはりやさんの場合は
うちとは全く逆の方向だ。
流行系のアニメ、オタク系がメインとなり日々流行を追いかける買取方式で
これはこれで勉強が大変だ。
私のような「よくわからんから、よくわからん値段を付ける」という
やり方が、アニメ、オタク系では通用しない。
なにせお客の方が、よほど詳しいのだから下手な値段をつけたら見向きもされない。

そしてはりはりやさんの話でも驚愕な事実。
「おたくの方も、結構捨てられちゃんですよ。高価なおもちゃとか」

正直、耳を疑った。

「おたくの方にとって、いらなくなったおもちゃはゴミなんです」

・・・・・・・・・・・なるほど。
古本、古書の場合には
いらないというよりスペースの関係上泣く泣くというのが多いが
おたくの場合は
愛が無くなったから廃棄って事らしい。

おたくこえええええええ!!!

という事は、買取ではなく廃棄されてしまうものも
とても多いという事らしい。
まぁ古書も「どうみてもゴミだろ」的に廃棄されて事があるので致し方ない。

古書もアニメ系も
どちらも難しい問題だ。
だが、必ず拾いあげる方法はあるはずだと思って今日も動く。
ブックオフに持ち込んでも捨てられてしまう」
という需要はかなりあるはずなのだ。
古本業界の巨人はブックオフ。それは間違いない。
我々はその巨人にどうやって立ち向かうかを考える小人でなくてはいけない。



もうひとつは抜けコミックである。
たとえばちょっと前のコミックなんかは、ほとんどが単巻では売れない。
セットにして、やっと値段が付くので
どこの古本屋も、中途半端に揃ったものを
アマゾンやブックオフで買い足してセットにするか
廃棄してしまうのだろう。
うちも、そういった死在庫(出品前)が大量に存在していて
いつも頭を抱えている。
はりはりやさんと相談していて、はりはりやさんのアイデアが面白いので
それに乗っかろうとは思っているのだが
はりはりさんの準備がまだ出来ていないのでどうなるかが注目である。

例えば、少女漫画なんかはセットにしても廃棄するしかないが
スラムダンクや、ドラゴンボールなんかはセットにすれば
ちゃんと売り物として通用するわけで
それをどうにか、同業者同士で集めてFBAなどを使って利益を出そうというわけだ。
たぶん最初はお金などの問題もあるので利益度外視で参加してくれる人でないと厳しいだろうが
俺はそのまま乗っかるつもりです。だって死在庫が活用できるなら
タダでもいいぐらいだし。

詳しくは、はりはりやさんがいずれ調整して話してくれるだろうから
そちらにお任せするが
宣伝を頼まれれば、いくらでも引き受けます。


常々思っていたのだけど
いわゆる店舗の古本屋と、ネット古本屋では
扱う問題がズレすぎていて、どうにも話が合わない気がする。
いっそネット古本屋同士のネットワークを作ったほうがいいのかもしれないね。
別に私は古書組合が悪いと言ってるわけじゃないんだ。
でも、ネットと店舗で、通信買取や訪問買取、アマゾンキンドルなど
抱えている問題点が、店舗古本屋とあまりにも違いすぎてて
どうにも理解されないと思うんだ。
それに店舗古本屋は、時間と共に「顧客との接点」から勉強していき
成長する事が出来るが
ネット古本屋は、顧客との接点が少なすぎて成長率が非常に緩慢だ。
自分たちで技術を教えあわないと
いずれ全員共倒れ
なんて事になりかねないと危惧している。

まぁ、小難しいことを書いたけど
そんな点を、もうちょっと気楽にやれたらいいななと思うのです。

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古本屋エイジロメン 店長ブログ 高次脳機能障害と仕事と日々の暮らしと… 園田広宣
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