音楽/楽譜の専門古書、古賀書店さんに持ち込む
うちの在庫で、どうしても分からない本を紙袋で2袋ほど
神田の古賀書店さんに持ち込み買取依頼をしてみる。
ちょうど品川による用事があったのと、倉庫整理が必要だったので
寄ってみたのだが
やはり、どれも値段が付かないという事で
持ち帰る事にした。
嬉々として。
普通に考えれば「買取が出来ません」と言われれば
ガッカリするか、怒るのだろうが
うちとしては
「値段が付かない気がするが、捨てるには微妙」
という、鑑定漏れを気にしての持込だったので
「おお、これは幻の○○本じゃないか!!高く買取ますよ!!」
なんて言われた日にゃ、たとえ専門外とはいえ
俺の鑑定眼で値がつく書籍を逃した!!
という事になり、はっきりいって鑑定技術を否定されたようなものなので
全然うれしくないわけです。
というわけで、今日、うきうきしながら本と楽譜を捨てました。
いやな古本屋です(苦笑)
実際、この音楽書籍の束から、12万の本を掘り当てているので
あとはゴミという事は、そのゴミの山に目を奪われずに金脈を見つけられるという
技術があるというわけなので嬉しかったわけです。
ただ、うちが1冊12秒ほどかかる鑑定ですが、古賀書店さんは1秒かからずに
ほとんどページをめくるように見ていました。
あの速さだけは、さすが専門書店だなとビックリしましたね。