ネット古本屋勉強会 第二回 トラブル対策と店舗経営| 薄利多売か?高額本を扱うか?

ネット古本屋勉強会の第2回が某古書店街の片隅で行われました。

今回のテーマは「トラブル対策」でした。
私は自分で普段使っている定型の連絡メールを公開し
それについて一点抜けている部分を指摘していただいたりした。


実際のトラブル対策において重要な事は
真摯な対応と同時に
モンスタークレーマーや理不尽な客に対する
徹底した無視であるという結論に達した(苦笑)

もちろん一般顧客に対する、こちら側の問題でのクレームには
しっかりと対応しなくてはならない。
しかし、実際のトラブルのうち半分程度は
全く理不尽なクレーム(住所誤記、状態コメント未読など)が主であり
それに対しての時間をかけての対応というのは
何の報酬もないボランティア活動である。
どんな商売でも、過剰な奉仕精神は利益の邪魔である。

古本屋をやっていると、よく誤解を受けるが
我々は利益にならない事に時間を割く余裕などないのである。
本が好きなのではなく、本を仕事にしているだけである。

夢の無い話と言うのなら、自分の仕事を見返してから
もう一度我々に意見していただきたい。
ボランティア精神でやっているのではないのです。
生活する為にやっているのであって、日々の業務のなかで
多大なリスクを取りながら、やっとやっとのギリギリの生活をしているのです。
自営業者の多くは見栄をはって、お金持ちのようなふりをしている連中が多いが
実際にまともに生活が出来ているのが何割いるか?正直よくわからんですよ。

そんな中でも「ちゃんとした仕事として確立していく事」が勉強会のひとつの目的でもあるわけです。


・・・・・・・話がそれました(苦笑)

で、そういうトラブルの中で
モンスタークレーマーや先方のミスによるトラブル以外では
それほど大きな問題が起こる事は少ないと感じました。

しかし、トラブルの発生が古本屋のモチベーションの中で
最も下げ率の低い事項でもありますし
今後も勉強会の中で、個別に起こった事項を紹介していこうという話になりました。


その後は経営雑談に終始したのですが

そこで先日より進めている店舗経営の話を
ネタ元として資料を持ち込みました。

これは独自に調査した、八王子近郊の古本屋勢力影響の図です。
黒をブックオフ
赤を他店舗
緑は閉店した店舗です。
(書いてて気が付きましたが、八王子上野店(現在閉店)を忘れていました)

この中でも、特にブックオフの影響は大きく
ここと競合しての店舗運営は厳しいだろうというのが当方の見解であり
それは他の古本屋さんとも同じ意見です。

とすると、閉店してしまった店舗の部分の顧客の掘り起こしを狙うか
新たに別の地域での発掘を行うかという選択肢になるかなと思います。

店舗での顧客の来店数ですが、ミニショップ程度になると
駅前でも10名を超えるのは難しいのではないかというのが
実際に店舗運営をされていた方の意見でした。
私もそうであろうとは思いましたが、実際に運営されていた方の意見は
重くのしかかります。
仮に10名の来店者数であったとして、顧客単価が最低の300円と設定した場合
30日の営業で90000円(利益見込み3万程度?)です。
仮に10名でも厳しいのに、それ以下となるとシャレになりません。
単価をあげるか、来客数を引き上げる努力が必要になります。
普通は顧客単価といっても古本の場合、連鎖的に購入にいたるケースが多いので
それをどうやって狙うかが問題になってきます。
まぁ、あくまでも机上の論理なので、実際にどうなるかはやってみないとわかりませんが
かなり厳しいでしょう。

とはいえ、ネット販売がアマゾン一色になっており
ヤフオクですらあやしい現在、アマゾンとヤフオク以外に
販売ルートを確保するうえで、店舗は避けがたい選択なのかなとは思っています。

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よくネット上の議論にて(とくに古本屋)

・薄利多売か


・専門書物を高額販売か


の二択を見かけます。

どちらも一長一短あるとは思いますが
それ以前に私が皆様に申し上げたい事があります。

どっちか一方だけでやっていけるほど

おたくら儲かっているんですか?

私が選択に迫られたなら、両方ともやりますよ。
薄利多売商品も仕入れるし、高額商品も仕入れます。

そりゃそうですよ。
薄利だろうが利益がでるなら仕入れておかないと損ですし
高額商品ならなおさらです。

何が問題で、一択に絞る必要があるんですか?



もし、問題があるとするならば、薄利商品は大量に高速で回転させる必要があるので
効率化と人手が必要なところでしょうか?
しかし、販売の効率化は既に成っているでしょうし、効率化の技術も沢山流出しています。
原価が流通価格の30%ならギリギリ仕入れ対象として成立すると思っています。

※たまに薄利多売で50%という話をききますが、これはうちでも実験的に導入し1ヶ月で辞めました。人件費すらまかなえないです。


薄利多売、高額専門などという選択は
単純に仕事の幅を狭めるだけではないかと思っています。
それよりも、どんどんと新しいジャンル、新しい分野に攻めていくことが
仕事を続けていく上で重要なのではないでしょうか?

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