俺は古書組合を応援しているわけだが せどりの役目 / 出店型の大きな問題点


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誤解を受けているようなので一応いっとくと

俺は自分で組合をつくる気はないし
古書組合を批判しているわけでもないです。
俺だってリーダーになるより、他人の船に乗っかる方が楽だし。
※バーベキュー等では一切何もしない人だし


勉強会が無かったので、古書組合の関係者に
そういうの出来ないのか
先にちゃんと話したし
それでやってくれなかったから俺がやっているわけで
ちゃんと筋は通してるつもり。

今からでも、組合がやってくれるってんなら
今の勉強会を組合で引き継いでやってくれてもかまわんとさえ思ってる。
引き継ぐなら当然、「参加者実費のみ、組合外参加OK」もそのままやってくれんと困るけど。
今の参加者の大半は古書組合には非所属だしね。
組合がやります、ノウハウは貰います、今までの参加者は参加できませんでは筋が通らんだろうしね。
まぁ組合がやるなら、一からやるのだろうけど。
うちよりよっぽど人も集まるだろうし。
・・・ちゃんとノウハウ教えてくれる人がいればだけど。いるのそういう人?
自慢話なんか聞きたくないよ俺は。


・・・今日も古本屋閉店の話を聞きました。
胸が苦しいよね。
俺は同業者を基本的に応援しています。
あくまでもビジネスにおいては、利益の取り合いになりますが
ノウハウの交換という意味で、ギリギリラインまでは教えてもいいと思ってる。
もちろん、教えてくれない人もいる。
中には聞くだけ聞いて批判する人も出てくるだろう。

せどりという業種が一般に広がって
確かにせどりという業界は崩壊した。
※まだ大丈夫って人もいるが
でも、その結果、何が残ったか?
せどりの技術やツールは、決して古本屋業界に”マイナスであった”わけではないはずだ。
その結果、本の鑑定技術は非常に精度が増し、ブックオフなどが廃棄や105円で流してしまう
本の中から貴重な本がたくさん発掘され、アマゾンのロングテール理論の証明の一助になったはずだ。
その結果、アマゾンに人が集まり、古本=アマゾンという構図を作ったのは
決して既存の古本屋だけではなく、せどりという業種の人間が大きな役目を果たしたと私は思っている。

今でも、せどりを続けている人がいる。
それで食っていけるかどうかは分からないし、個人的には商売として成立するかどうかには否定的だ。
だけども、廃棄されてしまうかもしれない本を、アマゾンに流通させ
在庫切れ状態にさせないようにしている彼らの仕事は決して否定できない。
俺も助かってるし。

例えば、こうやってリンクを張っておけば
せどりの連中がこの本を血眼になって探してくれるだろう。
そうやって、価格は徐々に落ちていくだろうけど、それが消費者側の役にたっているわけだから
ぜひ頑張ってほしいと思う。

あ、そうそう、鳥山明著のドクタースランプあられちゃん(原作)なんかだと
そもそもカタログに抜けが結構あるようで、そういった本のカタログをわざわざ作成してくれるのも
古本屋というより、せどりの人たちだと思う。
(4巻を注文したつもりが、全然違う本が来て泣いたっていう)
我々だと、捨ててしまう事だろうし。
※というか、だれか作って(苦笑)

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先日の勉強会にて、出店型の方がいいみたいな事をみんなが言っていたのだけど

出店型ってツールがあまり普及してなくって
意外と不便だったりする。

うちは出店型なんだけど
新しく開発してくれたツールにしても、こちらではうまく起動しなかったり。

価格改定も、在庫管理画面からほぼ「全最安値」設定で動かしてるし。
(入荷一か月だけ除外して、残りはすべて最安値にしてる)

そのあたりも考慮して、アマゾンのプランは選択したほうがいいとは思う。
古くからアマゾンを使ってる人は、だいたい大口なので
話がズレたときの修正が難しいですし。


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古本屋エイジロメン 店長ブログ 高次脳機能障害と仕事と日々の暮らしと… 園田広宣
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