先行者利益
商売に大事な事は
売れる商品を、いち早く他社より見つける事。
カタログにも登録されていない商品を見つければ
その商品の販売価格を決定する権利が得られる。
そして、そのタイトルや商品説明を決定する権利が得られる。
この説明が上手く記載できているかどうかは、商品の今後の売り上げに大きく左右する重大事項。
さらに、先行者として顧客にバンバン名前を憶えてもらえれば
それがブランド力にもなる。
小さな販売店にとって、名前を憶えてもらう事は、非常に大きなメリットがある。
一度、やり取りをしてしまえばお客様はこちらを覚えてくれるので
次回から、うちの名前が出ていれば優先的にこちらを選んでくれるだろう。
なのだが、それはあくまでも先行者として他社より一歩先に出ただけであって
その販売価格は必ず後追い業者が、安値で叩きつけてくる。
小さな販売店ほど、後ろから追いかけてくる大企業の安値攻勢には弱いわけで
そのあおりをくって、やられてしまう事も多々ある。
どんなに名前を売って覚えてもらっても・・・1000円、2000円と安くなってしまえば
他のお店にお客は流れてしまうはずだ。
先行者利益は重要だが、それは必ず後追い業者が来るという事を念頭にいれながら
仕事をしないと痛い目にあう。
ブルーオーシャンという言葉に惑わされちゃいけない。
平和で裕福な場所には、必ず海賊がやってくる。