ブックオフの買取価格がさらに下降!
以前にもブックオフの買取価格が
大きく下がっている話を書いたと記憶しているが
さらに価格が落ちている。
最初はたまたまかと思ったが
ここ3回ほど買取をお願いして
その全てが、一箱100円程度
一箱に20〜30冊ほど入れているので、1冊5円程度か。
以前は500円ぐらいはしていたのだけど。
決して古い本を買取に持ち込んでいるわけではなく
むしろ買取不可が増えたので、ISBNなしは除外し
たとえあったとしても、汚れたものは廃棄している。
多少の誤差を考えても、半分以下に落ち込んでいるのは
間違いないと思う。
これが多摩地域に限定される事なのか
全国的な問題なのかはわからないが
大手は古本という業態に見切りをつけているのではないだろうか
と私は考えている。
その場合、2種類の考え方が出来る。
1、ピンチだと判断して、撤退する。
2、チャンスだと判断して、攻勢する。
1は大手がやって出来ない事は、自分でも出来ないと判断する。
2は大手が逃げた事によって、小さな需要がこぼれ落ち、それを拾おうという動き
もしくは、大手が出来なかった工夫が出来るという発想がある。
1が普通の判断だと思う。
むしろ2を選択するのは、かなり危険な事じゃないかと思う。
しかし、古本という文化を守るためには2を選択せざるをえない。
私は1を推奨する。
だが、2を選択する人を尊敬する。
しかし、もし2を選択するなら、充分に自分の体力、余力をもって
やるべきであり
『ここで負けたら、死ぬしかない』
というような人は選択すべきじゃない。
勝ち目の薄い戦いは、やめたほうがいいと思う。