少年はいつから大人になるのか? 少年法改正に関して
最近、少年法や選挙権、飲酒年齢引き下げの話が出ていますが
これほど世間一般と、法律家や法学者との意見がズレる事は滅多にありません。
少年法の年齢引き下げには9割が賛成し
飲酒の年齢には6割が反対だそうです。
おそらく世間の反応は
「少年法は自己責任、大人の自覚の明確化
飲酒はまだ身体が出来ていない、若い人に酒を呑ますと治安の悪化が心配」
という事なのでしょう。
でもこれは実に身勝手な意見だと、私は思います。
大人の自覚を明確化したいなら、飲酒も容認すべきだし
飲酒を容認出来ないなら、まだ子供扱いしているという事です。
それなら、やはり少年法を適用すべきです。
なぜなら、少年法は、身体の大きさを理由に大人と少年を区別していないからです。
例えば、身長が170センチあったとしても、小学生は小学生です。
逆に身長が160センチでも大人は大人です。
今の世間は、子供の大きさに目を取られて、その精神の成長を全くみえていません。
子供を子供とし、大人を大人とする。
その年齢を見定めるのが、大人の役目であって、感情的に見た目が大人だからと言って
心も責任も大人にするのは、いかがなものか?
ていうか
身体は大人で、心は子供・・・逆コナンか・・・。
身体は大人で、心は子供で・・・そんな事はあり得ないわけです。
大きさがでかくなっても、子供は子供であり、酒の影響を多大に受けたり、タバコの影響を強く受けたりすれば
それはやはり子供なんじゃないでしょうか?