鬱病、認知症にもチョコレート効果 脳由来神経栄養因子

鬱病認知症にもチョコレート効果 大規模実証実験でBDNF増加
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/150520/ecb1505201513001-n1.htm

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールが血圧低下やコレステロール値改善に効果があることが分かった産官学共同で実施した「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」。19日に都内で行われた最終研究結果発表では、カカオポリフェノールを摂取することで鬱病(うつびょう)や認知症との関係が指摘されるBDNF(脳由来神経栄養因子)が増えていることが報告された。

 実証実験を実施したのは愛知県蒲郡市愛知学院大学、食品大手の明治。45〜69歳までの市民ら347人(男性123人、女性224人)に4週間、カカオの含有量が70%以上のチョコレートを毎日25グラム食べてもらい、前後の血圧や血液成分を比較検証した。ここまで大規模な実験は世界的にも珍しいという。

 昨年11月の中間報告で発表された「チョコレートを食べた前後には精神的にも、肉体的にも活動的になる」という健康調査アンケート結果に注目。因果関係を探るために追加分析を行ったところ、4週間後には血液1ミリリットル中のBDNFが平均6.07ナノグラムから7.39ナノグラムに増えていたことが分かった。
愛知学院大心身科学部学部長の大澤俊彦教授は、因果関係は明らかになっていないとしながらも「BDNFが増えるということは認知機能が増大し、認知症の予防が期待できるということ。BDNFは世界中で注目されている」と認知症予防効果の可能性を示唆した。

 BDNFは神経細胞の発生・成長・維持・再生を促進させる脳にとって重要な栄養分で、とくに記憶や学習能力を司る海馬に多く存在する。65歳以上では加齢とともに減少するほか、鬱病アルツハイマー認知症などの精神疾患でも減少する。

 運動によって血流が増えることでBDNFが増えることは既に明らかになっているが、中間報告で発表したようにカカオポリフェノールが血管を広げたことに加え、カカオポリフェノールの抗酸化作用も影響している可能性がある。抗酸化物質が運動による酸化ストレスを抑えたことで海馬のBDNFが増えたというラットを用いた実験結果があり、論文も出ているという。

 大澤教授は「欧米と比較して日本人のチョコレートの摂取量は少ない。嗜好食品だがもっともっと食べていい。とくに苦味の強いものを広めていきたい」とし、「機能的になりすぎてはいけないが、健康を考えたおやつ、間食は大事だと思う」と話している。

個人的にはチョコレートを食べていて
記憶力が増したとか、うつ状態が楽になったというような印象はなかったのだが
運動量を増やすことで血流が増え、状態が安定してくるのは確かだと思うから
やはりこれも関係しているんじゃないかと思えてくる。

ただ、チョコレートの場合
お菓子として購入すると糖分が非常に高いので、その点で後から問題になってくるんじゃないだろうか?

体重と相談しつつ・・・適度に付き合っていくのがいいと思う。



ただ、現在もしも「精神的にも思わしくない」と感じる状況なら
当分だとか、カロリーだとか言ってないで、さっさと燃料を投下するつもりで食べてみるといいと思う。
動けないのはエネルギーが足りないからって事が結構多いから。
その時に最初に選択する食物としてチョコレートはいいと思う。


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