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古書肆右左見堂さんところへ遊びに行ってきました。

体調が悪い中、なるべく外へ出るのは遠慮したいところだったんだが
ちょっと用事があって、浅草のほうに出かけていった。
その用事は置いといて、たまたま時間が余ってしまったので
どうしようかTwitterで検索していたらたまたまツイートしていた古本屋さんが近所だったので
名刺を持って(たまたま名刺を持ち込む用事だったのです)飛び込んでみた。

それが古書肆右左見堂さん。
墨田区向島鳩の街商店街に半年前に実店舗を構えた古本屋さんだ。
こんな時代に古本屋を始めるというのは、大変に厳しいことだ。
ぜひ景気づけにと思って訪れたのだが、見事に手土産を忘れてしまった(笑)
こちらの店主は、まさに文学青年といった感じで、黒い本を扱うが楽しくて仕方ないといった様子だった。
作務衣だったか着流しだったか忘れたけど、お若いのに和服をサラリと着ていてカッコイイです。
お店はこじんまりとしていて(それでも私の事務所よりかなり広い)ちょうどお一人で営業するのにはとても具合が良い。
しかしながら店舗前に設道している道路があまりにも狭すぎる。
これでは人は入ってこない。本当に1本、とゆうか近所の人しかわからないんじゃないかと不安になる。
ちなみに私は車で訪れたのだが、商店街のため車を入れず幹線道路から覗いたのだが、店はわからなかった。
すぐ横のスーパーの隣の道路から細道を入っていき、小さな駐車場に車を止めた。
そこから歩いて近づいたのだが、実は店の真ん前に着くまで店舗がわからなかった。
看板が小さすぎるのかなあ?もうちょっと大きいといいなぁ。
店舗運営では看板は実は大きな、そして大事な広告塔でもあるんだよね。
うさぎの看板はとても可愛いのだが、古本屋として目の前まで来ないとわからないのはちょっと痛い。
多分自転車だと、気がつかずに通り過ぎてしまうだろう。

お店はとてもすっきりしていた。
古本屋の中ではむしろ通路にスペースをとっている方じゃないかな。
想像はしていたが、コミックはほとんど置いていない。
大半は黒い本、その地域にゆかりの作家、時代、歴史、SF、戦争、社会主義、思想などだ。
いわゆる新古書店が避けるもの多く取り扱っている。
とってもこういう店、好き。

こういった古い本であれば、間違いなくブックオフなんかより高く買い取ってもらえるだろう。ただしコミックなどはかなり厳しいと思う。
いわゆるガロ系などのコミックならいけると思うが。
周囲の方はぜひ活用していただきたい。


さて、店主と名刺交換をし、せっかくなので少し居座らせてもらいました(大変ご迷惑をかけいたしました)
そしてそこで話した内容はやはり現在の古本屋の現実です。
おそらくはどこの実店舗古本屋も抱えている買取と販売のバランスの欠如。

店舗を構えると、ほぼ毎日のように買取がやってくる。しかし、売れないんだなこれが。
どこの古本屋も、販売はネット頼みになっているところが多い。
私がいろいろな古本屋で聞くところによると、立ち寄るお客のバランスは
「買取:8
 販売:2」
これでは当然に、利益が出せるものでは無い。
どこの古本屋も、買取が多くて困ってしまっている。
それはそうだろう。今の時代に古本を読む人がどれだけいるのだろうか?どうしたって買取の方が多くなる。
結果的に、買取値をやすく叩くか、販売方法を大きく変革するしかない。
店舗とネット販売、両方組み合わせる古本屋がとても増えてきたが、これは実は思ったより効率が悪いのだ。
店舗に並べてある商品を、ネットのカタログに載せれば、店舗で売れた商品を、ネットのカタログから削除するという手間が生まれる。
店舗とネット販売、両立することで利益が2倍になるわけではなく
手間がその分増えるため、どこも思ったより成功しているとは言えない。

経費も想像以上にかかるし、正直言って私は朝から晩まで電卓を手元に置いている位だ。
今のような時代だからこそ、どんぶり勘定は店を潰しかねない。

買い取った本の中にも、廃棄せざるをえない本が大量に出る。
これをどうするのかも古本屋の腕だ。
紙資源業者に、引き取りに来てもらうとお金がかかる。しかし古本屋によっては自分たちで持ち込んでそれを小遣いにしてしまう強者もいる。
きれいな本を選別して、他の業者に流すというてもある。
自分で売れなくても、他の業者にとっては売り物になる場合もある。
ネット販売の場合でも、アマゾンの顧客、ヤフオクの顧客、楽天市場の顧客、すべて傾向が違う。
なので、足うまく把握して販売すれば、廃棄しなくて済んだ本もたくさんあるのだ。

なんて、偉そうに書いているが、私だって古本屋で大儲けできているわけではない。
しかし古本屋でノウハウを蓄積しながら、他の商売に手を広げ、いろいろな勉強していこうとしている。

と言うような、商売の話ばかりしていた(苦笑い)
だめだなぁ、上から下まで、俺の話は全部商売人なんだから(´・_・`)

とは言え、右左見堂さんのSFマガジン創刊号から全て揃いには、さすがに度肝を抜いた。
正直ちょっと欲しかったです(*^_^*)

なんか自分の話ばかり書いてる気がする。
こういう本屋さん、大事にしたい。でも地域の人が買ってくれないと、お店は長く続かない。

うちは「長く続かない事は良心価格の店よりもずっと迷惑をかける」と思っているので
あまり買取に関しては良心価格ではやっていない。ダメなものは容赦なく安値をつけてしまうダメ店長です。
でも、本当はこういうお店が残っていくのが正しい経済なんじゃないのかなぁと思ったり。

次回、古本屋で集まりがあればぜひお誘いしますという話をしつつ
最近はあまりにも体調不良が続いていて(プライベートでも色々と変化があって)なかなか
集まりも開催できてない事を反省しつつ・・・またぜひお会いしましょうと
すこし名残惜しくもお店を後にしました。



古書肆 右左見堂(うさみどう)の公式サイト
http://usami-doh.jimdo.com/

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古本屋エイジロメン 店長ブログ 高次脳機能障害と仕事と日々の暮らしと… 園田広宣
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