楽天市場の具体的な問題点、いくつか 出品者目線 ★★★★「まだ届いていませんが、楽しみです」の仕組み ◆追記

楽天市場で出品していて大きな問題点をいくつか。


まず、レビュー問題。
アマゾンのレビューはカタログと店舗で別れているのですが
楽天市場においては、店舗が自分たちで独自のカタログを作っているため
レビューは全て店舗のものになります。

このレビューですが、検索順位に大きく影響があり
先にレビューを多く入手した方が検索順位で優位になるようになっています。
つまり先行者優位

これは多少は致し方ない事でしょう。
しかし、このレビューには大きな問題点があります。
レビューの報酬による誤誘導です。
楽天市場においては、購入者にあとからクーポンなどを使って
レビューを求めるサイトが多く存在します。
しかし報酬によってレビューを書かせるのは、ほとんど詐欺行為
しかも、楽天市場では一定の条件をもってレビューに報酬を与える事を
許可している野放し状態です。

楽天市場で見た事ありませんか?
★★★★「まだ届いていませんが、楽しみです」
っていうレビュー(´・_・`)

購入者側から見ると、レビューに信頼性がなく
同じ商品カタログが大量に検索に引っかかるため、どれを選択すればいいか
はっきりいって分かりません。
こういった、ユーザビリティという概念がすっぽり抜け落ちている。


楽天市場にとって、販売者、購入者の両方がお客様という発想であり
どちら側にむいてもいい顔ができるような仕組みになっています。
ここがアマゾンとは大きく違うんですね。
アマゾンでは販売者側はまったく見ていません。
若干、無視されてる感すら感じますが、お客様の利用率を考えると
あのやり方は強引ではありますが、正しいのだろうと思います。

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第二に、出品者が先行者に対して優位に立つための広告費が
尋常じゃない高さです。
当方ではクリック広告というものをアマゾン、楽天市場ともにコストとして
経常していましたが
楽天市場の方はまったくコストパフォーマンスに欠けるので
今月からやめさせてもらいました。

どちらも4万円を計上したのですが
「広告誘導で売れた」商品が
アマゾンにおいて売上は130万円。
楽天市場においては2万円

売上80倍って・・・

まぁ、はっきりいって、テストとして運用してみたのですが
楽天市場の分は、完璧に舐めてるとしかいいようがない売れ方ですよね。

楽天市場では、クリック広告の中に、キーワード広告と非キーワード広告とあって
バイルとPCでも別れていましたので
効果の高いモバイル広告を、キーワード有無の両方で試してみましたが
どちらも惨敗としかいいようがないですね。

まず1クリックにおけるコストパフォーマンスが全然違います。
アマゾンでは高額なものでも1クリック10円程度ですが
楽天市場ではキーワード付きで80円

この時点で8倍の価格差がありますが
楽天市場では、もともと体感的にアマゾンの10分の1程度しか売れていないという感触がありました。
8×10で80倍、まぁそんなもんでしょう・・・。


楽天市場は・・・いったい何をしたいのでしょう(´・_・`)?
そのうえ、楽天市場に進出してから、営業の電話が爆発的に増えました。
楽天市場のサイトを作らせてくれないか?」
っていう。

聞いてみたら、どうやら楽天市場がショッピングサイトを運営してる
会社をリストにして掲載してるらしい。
何をやってんだ楽天市場・・・。

未だに、古本の販売許可は下りないしね。
今年の始めに再進出したヤフオクは、毎月廃棄する予定だった本だけで
売上は5万円近いです。
これ廃棄する予定だった本だから、運営の手間以外は
ほぼ利益。全部わたしの小遣いです。ええ、その小遣いでiPad mini買いましたもの。

楽天市場ですか・・・これ取引先に、うちは楽天市場にも進出してますって威張れます。
メリット、それだけ・・・。

当分は、このままです。
楽天市場が今後、どう動くのかは、やはりそこにいないと分かりませんから。
でも、ここで利益とろうってのは間違いでしょうね。

ちなみにツイッターのフォロワーさんが
楽天市場では買い物しずらくってポイントだけが貯まっていく」
と話していました。
それを実証するように、楽天市場では数千円の商品を
全額ポイントで購入する方がいらっしゃいます。
ポイントを使い切るために、うちの商品を選択したのか・・・なんかポイントカタログみたいな
販売の仕方ってあまりなぁ・・・という気持ちです。


◆追記:
GIGAZINE Amazonがカスタマーレビューに関する規約を改定、非公式の無償・割引提供を受けたレビューが禁止される
http://gigazine.net/news/20161004-amazon-review-vine-program/
全くの偶然ですが・・・アマゾンから非公式の無償提供、割引提供のレビューが禁止されました。
公式の提供や割引を受けた場合も、レビューに記載する義務があります。

本来はこれが当たり前なのですが、アマゾンがさらに楽天市場に先手をとった感じです。



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