アマゾン 書籍やメディアに関する手数料、、、値上げか?1円本は全滅かも?
先日、アマゾンより大口出品者に対して
「手数料を10月下旬に値上げ&送料にも販売手数料15%を採用する」
という連絡が届きました。
ただし、そのメール文面を転載する事が禁止されているようです。
理由は分かりませんが無断転載禁止とメールの最後の文面に入っていました。
こんなの、前から入ってたかなぁ?
ただし、この情報は私以外でメールが届いたという話を聞いていないので
まだ不確定な可能性がある事
そして、この件に関してはアマゾン自体も手数料変更予定に、さらに変更を行う可能性があるという事だそうです。
(つまり内部でも迷走してる可能性が高い)
先日、FBAの営業が電話をかけてきて
書籍の在庫が大幅に減少してますが、何かありましたか?次はいつ入れられますか?
などいちいち詳しく聞いてきましたので
「そちらが長期在庫保管手数料を適用したから大幅に削った。入庫予定はあるが
長期在庫保管手数料の関係でFBA入庫基準が大幅に変更になったので、サイクルは大きく減少するだろう」
と話したら、とても困った様子でした。
もしかしたらアマゾンとしては、想定以上にFBAの在庫が減っているのかもしれません。(自業自得だと思うが)
その上で「FBAに入庫させるためには、書籍の手数料を値上げすればいいじゃん?」みたいな安直な発想に行きついた可能性も高いです。
なので、今回の値上げに関して、セラー側からなんらかの反響があれば
取りやめる可能性も高いと思っています。
(実際、ヤフオク!が、書籍の手数料値上げを取りやめた事がありました。)
問題のメールの内容を転載できない&どこまで情報を公開すると
怒られるか分からないので
あくまでも1円本の手数料の値上げ部分だけ、私が計算した数字を出しておきます。
送料257円×15%が上乗せで、38.55円
書籍のカテ手数料、値上げ分が20円
合計で、58.55円が現状の1円本の値上げ分になります。
ちなみに現在の1円本の粗利益(実質の送料を抜くと)
1円本 (大口出品者の計算です)
1円+257円=258円
カテ手数料 実質0円
販売成約料 -60円
で198円
(実際にはアマゾンのメールに193円と記載されているので、どこかが抜けているみたいですが)
が入金される予定です。
この金額に、発送に必要な梱包料金、人件費、送料などが引かれた金額が手元に残る利益です。
まぁ・・・全部抜いたら、0ですよね(苦笑)
人件費が特にね。うちは人件費、よそよりも高いんで・・・。
捨てるのに忍びないんで出品してるって感じだったのですが
ちょっと今後は難しいですね。
193円-56円で142円が今後の1円本の入金予定って事になるわけですが
142円で、上記経費をまかなえるとは思えないですね。
おそらく1円本は消滅すると思います。
ただ、この話はこれだけで終わるわけじゃないです。
この値上げには書籍の送料固定をやめて、自由に配送設定させるという変更が加わります。
なので、書籍の送料無料、代金300円なんて事も出来るわけです。
代金に入れようが、送料が高額になろうが手数料は変わらないわけですので
おそらく半年~2,3か月?ぐらいは価格でもみ合って
最終的にはその辺りで落ち着くのかなぁ?って思ってます。
しかし、このタイミングで廃業する古本屋も多く出るでしょうね。
顧客への買取額も、大きく抑制傾向になると思います。
うちもしばらく1円本は廃棄になるんじゃないかなぁ。
実際、買取の7~8割は1円本ばかりなので、ほとんどが紙資源行ですね。
あぁ、やっかいやっかい(´・ω・`)