まだギリギリ古本屋・・・?
最近は古本屋よりも登山用品の販売が大きく上回ってしまっていて
全く古本屋としての自覚がない・・・。
どれぐらいかというと売上比率で言うとおそらく1:30ぐらい。(´・ω・`)
これで古本屋を名乗っていいのか・・・悩むところだけど
利益的にはそこそこ古本も悪くない。
とはいえ・・・同じ通販業務でありながら、あまりにも状況が違い過ぎる感はぬぐえない・・・。もう古本屋やめるか・・・という気持ちがないわけでもないが
ブログのタイトルはちょっと考えた方がいいかもしれない。
個人事業主として開始して最初に取り扱いを始めたのが古本であったし
簡単に断ち切れない気持ちもあったり・・・。
最近はいわゆる1円本は、大半が捨ててしまっている。
下手すると1000円~500円でも捨てている。
買い取ったはいいが、売れない・・・本当に売れない時代なのだ・・・。
もちろん今でも1万~2万で売れる本は山ほどある。
でも、それを見つけるまでに、数百、数千、数万の本を捨て続けなくてはいけない。
この本を捨てるという作業に、ちょっと疲れてしまったのだ・・・。
本好きにとっては、本を捨てるという作業は本当につらい・・・。
これがたまらなく嫌なのだ・・・。
どこかの骨董品屋のように、「文化を守るのも古本屋の仕事だ」などと
言い訳をして、倉庫に大量に黒い本を並べるのも、ひとつの考え方かもしれないが
わたしは、本は人に読まれてこそ意味があると思っている。
誰も開けもしない、ただ飾られるだけの本に何の意味があるのだろうか・・・。
もはや時代は大きく移り変わり、本当に価値があるものなら
ネットで駆け巡る時代になってしまった。
いずれ、うちの在庫もすべてネットで読めるようになるだろう。
そんな時代が来たら・・・もうきっと古本屋はやっていないだろう。
私は懐古主義者ではないのだから・・・。