エンターティメントでは食っていけない / 税金の話って面白いかなと
鈴木みそさんの
をキンドルで全巻購入して読ませてもらった。
温泉街を復興させるために、企画屋やネットアイドルが活動し
それにオタクが追従するという話だ。
そこで企画屋が放った言葉が忘れられない。
「エンターティメントでは食っていけない」
※企画者がイラストレーターに言い放つセリフ
漫画家がそれ描いちゃうのか・・・。
いや、漫画家だからこそ、描くのだと思う。
鈴木みそ先生は、知る人ぞしるマニアックながらも長年やっているベテラン漫画家さんで
私もファミ通の時にアンタッチャブルでディープな読者だったと思う。
そんな人が、こういう発言をするという事が
いかにエンターティメントが行き詰っているかの証明にも思える。
正直、キンドルで自分自身で出版して
自分が思ったよりは売れたが
周囲が思ったほどは売れていない
というギャップに、ちょっと苦笑いしているというか。
正直、自分の知り合い以外は購入しないんじゃないかと思っていたんですよね・・・。
でも、どうやらブログやツイッター経由以外でも購入者がいるようで・・・。
ありがたいような、申し訳ないような(苦笑)
もちろん、これで利益がとれているわけではなく
この本は勉強会などの呼びこみが主な目的なので、価格もめいいっぱい抑えてあります。
とは言え、実際に本を書いていくら儲かるのか想像すると
結構怖いものがあるなぁと。
ただ、結局は、本を書いている人もイラストレーターも
沢山の人に読んでもらうという事を糧にやっているんだと実感したわけで。
あと、評価経済というものがある。
お金が集まらなくても、評価を集める事で利益とする考え方で
芸能人と我々では、この評価がけた違いにズレている。
そこが本を書く上での、大きな原動力になるんだと・・・作家の方にお聞きした。
そうなんだろうなと、納得しきりだったり。
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今度の古本勉強会、税金の話とかどうでしょうか?
ただ、いまのところ
私には税理士の知り合いも、いることはいるんですが・・・おそらく忙しいタイミングでしょうから
手弁当で来てもらうってのは難しいような気もするんですが。
ほとんど、素人集団の税金話で終わってしまうかもしれませんが
それでもいいのなら。