うつ病に関する、分かっている事、個人的な理解、なぜうつ病患者を助けたのか?

基本的に
うつ病患者に対する理解はまったくないです、私。

これを何度も繰り返していますが、そりゃ当然で
俺は一度もうつ病を経験した事ないからなんだけど



では、うつ病というものそのものは何かというと
実はこれが難しい問題なのですが


あくまでも私の理解ですが



うつ症状があればうつ病か?というと、これはほとんどの場合、違っていると思います。

うつ状態というのは、実際、だれにでも体験しうる状況であり
例えば、親が死んだとか、家族が死んだとか、大事な人にフラれたとか
そんな事でうつ症状になったりもしますし
大きな病気が原因で、ホルモンが乱れて、一時的にうつ症状が現れるわけですが
それは原因も分かっているし、原因を取り除けば消えてしまうわけです。

風邪ひいてクシャミすれば、クシャミ病かというと、そうじゃない。
クシャミという症状があるけど風邪の一種。
風邪が治れば、クシャミも治るわけです。


ではうつ病というのはどんなものかというと
それはまだハッキリしてないんですが
原因が存在しないにも関わらず「ネガティブ感情が吹き出してくる」というのが大きな主症状となるようです。
そこからやる気などを殺ぎ落とし、さらに希死念慮を植え付けてくるというように
かなり恐ろしい症状なのですが

最近分かった事として
うつ病の発端はストレスであり、上記「悲壮体験」がきっかけである事が多いのですが
その後、その精神状態が強い記憶として刷り込まれてしまい
自動的にリピートするようになってしまいます。

分かりやすくいうと、悲壮体験が壊れたレコードのようにリピートするわけです。
しかも個人の意思を無視して。


なぜそんな事が起こるかというと
ストレスがかかると、一部精神信号を遮断しようと脳が働きます。
このストレスが強くかかりすぎると、この精神信号を送る回線が切れてしまったり萎縮したりしてしまい
信号が送れなくなってしまうのです。

いったん切れた回線は回復しません。
しかも回線が切れた事により、よりストレスに敏感になり、より脆弱になっていきます。

壊れた脳は、過去の強い記憶を呼び戻して、そこから原因を突き止めてリカバリー(蘇生)しようとして、悲壮体験を繰り返し戻しているんだと思います。



よくストレスをかけ続けて、強い精神を作ろうという人がいますが
はっきり言って逆効果です。
強い精神は、遺伝的に元々強いか、素早い精神(気分)転換が可能な人にだけ生まれます。
決して集中的にストレスをかけてはいけません。
逆に弱い人が出来てしまいます。



上記問題により、ある一定レベルまで脳にダメージが加わると、個人の力では動けなくなります。
意思がどんどん弱くなり、自力で活動が難しくなるわけです。

そこで抗うつ薬や、向精神薬などを調整して、ホルモンの量をコントロールするわけですが
これはかなり難しく、副作用も多い。





今日、親父の墓参りの為に、名古屋〜東京を往復します。
年に一度、欠かさず墓参りしてきました。
少しは親父も許してくれるだろうと・・・そんな気がしています。


あくまでも個人の主観にて記載しております。
諸々の判断は、個々に審査して自己責任で活用ください

医学に関して、当方は患者であり医学者、治療者ではありません
全ての判断は個人にお任せしております
当方のブログを見て実践した事による損害に関しては
一切の責任は当方にありません

こちらのブログは著作権が園田広宣にございます
無断での複写、公開は著作権法の範囲で違法になる場合がございますので
どうぞご理解いただければと思います。

皆様のご協力、そして応援に、深く感謝しております



古本屋エイジロメン 店長ブログ 高次脳機能障害と仕事と日々の暮らしと… 園田広宣
はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって
サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、
Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。