先の8%値下げに関して誤解があるようなので・・・FBAと自前出品で価格競争が起これば、FBAが敗北する

先にFBAと対抗する為には8%の値下げが必要だと書きましたけど

まず根本的にライバル業者がFBAを利用してるなら
FBAで対抗する事が最も確実な対抗策です。
はっきり言ってFBAに対して値下げで対抗する価格戦争は愚策です。
8%の値下げ対抗は、赤字覚悟の攻撃になりますので相手がつぶれるか自分が倒れるかの背水の陣です。
普通は同じFBAで価格を並べ、顧客満足度や評価、出品在庫数などで勝負するのが正攻法です。

じゃあなんでそういう実験をしたかというと
相手がFBAで出品しているにもかかわらず
こちらがFBA出品できないという状況が発生したからです。

・某社 FBAがアマゾンより試験的に許可 ・その他の出品者(当社含め) FBA出品不可

こんな感じ


FBA禁止商品というものが多く存在しており
(主に配送が難しいもの)
一般業者には禁止しているものの、一部特定業者にだけ試験的に許可するという
アマゾンの不可解な対応があるからです。

そうなると、相手がFBA、こちらは自前出品ですので
カート獲得はかなり難しくなります。
この場合には撤退か戦争のふたつにひとつになります。

そこで価格戦争を引き起こしたわけですが


その場合、値下げする事でどのような状況になるか


1.顧客を自分の側に取り、自分だけが儲かる
2.相手が気づき、価格合戦になり、両者共に赤字に陥る。
3.価格合戦から価格が暴落し、どちらかが敗者となり撤退する。

この3つ今後の予測となります。

で、その場合にどちらが不利となるか。
価格合戦となった場合、(特に赤字ラインに突入した場合)FBAと自前出品では確実に自前出品の方が有利です。

それは手数料の関係で、FBAの方がコストが高いからです。
FBAの方が赤字ラインは高く、自前出品の方が赤字ラインが低いです。
そしてFBA出品の場合
カタログに掲載だけして在庫を取り寄せる無在庫出品は出来ません。
(もちろん自前だって無在庫はダメですが、FBA出品は絶対違反はできないよって意味です)
なのでFBA出品者は在庫を保ちつつ赤字に突入せざるを得ないでしょう。
赤字に突入しても彼らは在庫を倉庫に送り続けるでしょうか?


ですからFBA出品者は価格戦争を引き起こすのは厳しいでしょう。
仮にそれでも価格戦争を引き起こした場合・・・躊躇なく値下げを行い、相手の体力を削ぐつもりです。
そうなるとこの勝負は体力勝負になりますが・・・コスト戦略ではこちらの方が有利な上に
仕入れの点でも当方はメーカー直卸、配送に関しても有利に進めております。


と・・・ここまで書いて結果的に潰しあいになるんじゃないかという事ですが



そんなの当たり前です。
同じ商材を扱っているライバル業者同士は顧客を取り合っての、潰しあいです。

仮に私は同じ同業者で友人が、アマゾンで同じものを出品してきたら
たとえ友人でも全力で潰しにかかります。
商売においては同業者であっても、軽々しく同じ商材を扱わないという暗黙のルールもあるし
それを破ったならどちらかが潰れるまで戦争になるわけで
(特にネット内では強烈な価格戦争になるわけで)


私が紹介する高額本だって、基本は入手しにくいもの(アマゾンでの在庫なし状態)なのは、そういうわけですよ。
価格競争にはなりにくい商材ですから。



あと誤解してほしくないんですけど


うちはせどりじゃありませんから!!
何度でも言うけどね。
せどり関係者からリンクで流れてくる人が多いようですが
うちは基本的に、メーカーと直接交渉して商品を卸してもらう商売です。
古本も扱ってますが、基本的に利用者から直接買い取ってますんで。
せどりの人が必死で読んでもたいした情報は得られんよ。
高額本は紹介してるけど、それは廃棄される本を食い止めたいだけであって
別にせどりに儲けてもらおうとか思ってないからね俺は。

せどりが絶滅しようが、その商売が廃業になろうが、私にはまったく痛くも痒くもないわけで。
ダメになったらすぐに商売を切り替えるぐらいの能力がないならバイトでもしたほうがいいよ。

せどりダメ」とは言わんけど、人のブログを荒らしに来るならブロックかけるよ俺は。
実にマナーが悪くて気分が悪いんだから・・・


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古本屋エイジロメン 店長ブログ 高次脳機能障害と仕事と日々の暮らしと… 園田広宣
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