凄まじきネット販売業者への偏見 台東区の産業貿易会館

先日、某卸から招待を受けて
展示会に参加してきました。

そこで、他の登山ギア関係とお話ししたのですが


ともかく、ネット販売に対する拒否反応が凄かったです。
ある程度は想定していましたが

あるメーカーの営業さんからは
「ネット販売者は、ほとんどが在庫も持たずに販売する!!」
と断言されてしまいまして・・・

そこの展示会のメーカー、卸すべてが強い拒否反応を示していました。
うちと取引のある業者、しかも特定商品のみゆっくりと話が出来ました。

どんだけ迷惑行為してんだ、このネット販売業界は(´・ω・`)

ネット販売業界はまだ未成熟な部分が多く
個人事業主が独断と偏見で
勝手なマイルールを押し付ける事が多いんですよね。
ネット販売業界はまだギルドもなく、最低限のマナーすら教える人がいないので・・・

先のメーカーの話のように
「在庫に無いのに、注文を取る」
「返品、キャンセルを受け付けない」
「注文してから到着までが異常に遅い」
「メールで質問しても返答がない」

こんな当たり前の事が、全く出来ない業者ばかりです。
玉石混交なんですよね。

混乱の時期だからこそ、うちみたいな小さい所が入り込む隙を見つけて、突破してきた部分もありますが
一度ついた偏見を払拭するのは容易ではありません。
以前のITバブル期にIT企業=怪しい業者という扱いだったのと同じ扱いを
今後のネット販売業者も受け続けるでしょう。

元々の商売である古本の仕入れには地域的、物理的な限界があり
壁を破るには新品かつ優良なアイテムを揃えていく事が
絶対必須事項になってくると思います。

卸には「顔と名前だけ覚えてください、いつかご縁があれば是非!」
とお話をさせていただきました。
まるで芸人ですよね( i _ i )

ちなみにネット販売に激しい拒否反応があるので
店舗販売を「見かけだけ」やっている業者もありますが
そこもメーカー、卸は把握しているそうで
小細工で信用を失うような事はやめといたほうがいいと思いますね。


うちは、今後も店頭販売を行う予定は一切なく
むしろ店頭販売と併売する事の方が、よほど問題だと思っています。
在庫の管理がいい加減になり、当然ネット販売の顧客側に迷惑をかける事になりかねません。
お客様はマイナス評価をつけなくっても、実は腹わた煮え繰り返るほどに怒っていると思いますよ。
店頭販売なら、店頭販売専用に在庫は分けるべきだと思います。
まぁ、無理でしょうね。みんな欲の皮が突っ張っていますから。

たぶん小売店は次々と潰れていき
いずれはネット販売に門が開くのではないかと思っていますが
まだしばらくは時間がかかるでしょうね(´・ω・`)

フリーミズムそのものが、もう限界に来ている気がするんです。

某タレントが絵本の無料公開、賛成意見が反対意見を駆逐している感じだけど、俺は反対意見の言いたい事も分かるんだ。
なぜなら今の出版業界はネットの普及によって、危機的な状況にあるのだから。
フリーミズムで売り上げを伸ばすって発想は、結構昔からあって
例えばゼリーがお菓子として登場し、成功したのもフリーミズムだ。
しかし、世の中にはフリーライダー問題」というものも存在している。
無料しか使わない利用者の事だ。心当たりある人も多いと思う。
そしてネットがフリーライダーの天国となった結果、出版業界は破綻寸前になっている。

フリーミズムという考え方は、あくまでも一時的な売上を伸ばすやり方であって
しかも単独でやるから意味がある。
これを全員がやり出せば、あとは安値競争と同じで体力勝負になるだけだ。
結果、誰が勝つかと言われれば間違いなく大手一社が全て独占してしまうだけなのである。

それは結果的に、利用者にとってもマイナスの効果が出ることは間違いないだろう。
一社独占が消費者にプラスになることなど何もないはずだ。

だがしかし

今の出版業界、読者にとって良質な出版が必要なのだろうか?
はっきり言ってクズみたいな本を大量生産し、読者は惰性のようにゴミみたいな値段で買って、そのままくずかごに捨てるような
そんな読者ばかりなんだと思ってる。

たぶん、良質かつ良心的な作家は自費出版、同人誌へ移行し「値段が高い」と批判を受けながらも頑張って制作活動を続けるのだろう。
商業主義的でクズ本を大量生産してくる作家は、大手でゴーストライターと大差ない扱いを受けながら暮らすのだろう。

どちらにも未来は見えないが、少なくともゴーストライターのような生き方だけはしたくないし、俺が読者なら好きな作家にさせたくはないなぁ。

テレビドラマ 嫌われる勇気について

テレビドラマ「嫌われる勇気」
ためしに見てみましたが・・・まだ3回目みたいだけど
個人的な印象としては

話は ( アドラーの復習として ) 面白いが、ドラマは特に面白くない。
というのが個人的な感想。

・主演の方の演技は、特に演技とはいえずセリフの棒読みに聞こえる。
(そういう演技だとしても、やりようはある。あれでは下手な棒読みにしか聞こえない)
・決め台詞らしき「明確に否定します」がウザい。不要。
・CGらしきシーンが多様されているが、写実的ドラマには無駄。アニメっぽい幼稚な演出。

見どころは教授と「主人公のバディ(相棒)」の対談シーンぐらい。
(ここが本来の原作の本筋)

もしかしたら主演の方はあくまでもドラマという体裁の主人公であって
本当の主演は相棒の方なのかもしれません。

「嫌われる勇気」をテレビドラマでやる事が本来の目的で
それ以外の部分は、過去の人気刑事ドラマの焼き直し?という印象です。


それでもテレビドラマに踏み切った事は評価できると思います。
そのまま、問答の空間だけでワンクールを続けるのは
映画ならなんとかできますが、視聴率を考慮しなくてはいけないテレビでは難しかったと思います。
その英断だけは評価したい。
アドラー心理学は、現代の日本の心理学の中では不当に評価が低く
フロイトユングの方ばかり評価されていますが
もっとアドラーの良さを理解してもらいたい・・・そう思う30年来のアドレリアンの意見でした。

あくまでも個人的な意見です。
お好きな方には申し訳ないです。

どうも私自身が低血糖症になってる可能性あり。

どうやら私は知らないうちに低血糖症になっていたようだ。

ときどき指の震えが現れて、目眩がする。
甘いものを食べると15分程度で回復する。

調べたら低血糖症に一致した。
今度、かかりつけ医に確認してもらおうと思ってる。
どうやら、糖分を一気に取って回復する手法はよくないらしい。

食事療法になるのだろうか。

古本屋 店頭販売はもう難しいのか 人件費と効率

次々と古本屋の店舗が廃業に追い込まれています。



その一旦は間違いなくAmazonであり
私もそこで販売している事に
正直いって嫌悪感があります。

しかし古本屋が全部なくなってしまうかというと
そうでもないようで
一番重要なのは需要が何処にあるか?という事なんですよね。
店舗販売ではなく、通販という形であったとしても
古本屋が残る事が重要なんだと思っています。
その為には何が重要なのかを考えると

もっとも大事なのは仕入れです。
買取があるかどうか、これが古本屋を維持していくのに
本当の肝だと思うんです。
そして、この買取はチラシを配っていてよく思うのですが

まだ眠っている需要が沢山あるんです。
今はまだ、必死で掘り起こしている段階ですが
まだまだ何処に眠っているのか分からないぐらいです。
出張買取へ行くと
お客様がよく



「何処へ持っていけばいいか分からなかった」
と言われます。
ブックオフなどが近くにあれば・・・とも思うのですが
私のお客様の多くは年配です。
車がないと運べない、車があっても階段が、エレベーターが・・・
パソコンで調べられる能力もない
そういう人がまだまだ沢山いるんです。

うちの広告は、おもに集合住宅のポスティング
タウンページ、住宅地図への広告、古本購入者へのチラシ
ご利用者へのリピーターを期待してのDM

まだ、地元で需要を掘り起こす手段はあるはずです。
色々と試してみます。



新しい需要の掘り起こしが出来ると
その楽しさは最高です。
他の古本屋と仕事を奪い合ったのではなく
捨てられてしまったかもしれない本を救い出した・・・という事が
本好きとして、本当に喜びです。

夜から朝になる直前の一瞬

撮影
iPhone se AM6:30ごろ
場所 東京都昭島市 住宅街から昭和公園の方向

たまたまチラシ配りをしていて
見かけた空。

いつも、朝方は空を見るのが好きです。

夜から朝になる、この一瞬だけが
本当の気持ちをみせてくれているような気がします。

中小小売企業が販売に悩むと、一度は独自商品開発に進む。が、成功した例は少ない。

ネット販売をやっていてもそうだし
通常の小売店舗でもよく聞くのが

独自商品の開発。


とても甘美な響きだ。
自分たちがメーカーになり、自分たちが販売する事で
最小のコストで最大の利益が得られる。

そう誰でも考えるだろう。
私もそれは何度も考えたし、試した事だってある。
また、独自開発した中小企業の商品を仕入れて販売した事もある。

だが、どれも失敗した。

なぜか?
理由は簡単な事だ。

まず開発コストを甘く見積もりすぎ。
独自商品、特に大掛かりな商品作るには、想像以上に費用がかかる。
数百万から数千万、億超えもある。
かと言って、安く作れる簡単な製品は
あまりにも競合が多いです。
イデアで補填したとしても簡易な製品は今の時代
あっさりコピーされて終わってしまいます。



・安い素材、小さな商品で
・アイデアがあり
・それなりの技術力が必要になる
製品を作る事は
相当な才能が必要になってきます。
これをクリアしなくては中小企業が独自商品を出してヒットさせるのは難しいでしょう。

おそらく一人では無理です。
最低でも5人以上のグループで役割分担をする必要があると思うのです。


そして、次の問題の方がもっと重要になります。
それは「どうやって宣伝するか」です。
うちにも独自商品を何点か持っていますが
はっきりいって
「独自商品の宣伝費」の方が高くついています。

よほど上手くやらないと、どんないい商品でも
宣伝もしないで、バンバン売れるなんて事はありえません。
宣伝方法を工夫していかないと
作るだけ作って開発費だけで終わってしまいます。




でもね。
俺もまだ諦めているわけじゃないですよ。
安い素材、アイデア、技術力、そして宣伝方法
これが揃えば、売れるものは作れると思うんですよね。

一人では無理でも、プロデュース方式で
資金も周囲にアイデアを聞いてもらって
一人ではなく複数で出すというやり方で進めていけば
きっと何かが出来るのではないかな?と思ってます。

まぁ、急がずゆっくりと進めていきます。


あくまでも個人の主観にて記載しております。
諸々の判断は、個々に審査して自己責任で活用ください

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古本屋エイジロメン 店長ブログ 高次脳機能障害と仕事と日々の暮らしと… 園田広宣
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