同業他社の利益率の低さに驚いわけだけど

古本屋の大きなメリットとして
少ない資金で商品を集める事が出来る点がある。

5円で仕入れて、100円で売る。
100円で仕入れて、1000円で。
1000円で仕入れて、5000円でといった具合に

単価が低いほど、買取にかける資金の比率は低くなる。
それは1冊を売るのにかかるコストなどを計算に入れるからで
100万で売れる物なら状態をみて50〜80万までは出してもいいと思う。
この辺りの仕入の基準は、そのほか人気度やその持続程度、流通在庫量などをみて判断するので
素人が即座に理解するのは難しいかもしれない。


ところが、最近の古本屋は
仕入れがブックオフに取られているせいか
高価買取、せどり、組合に逃げる傾向にある。

たしかにせどりなら確実に一定数の商品が仕入られるだろうが
同業他社が大量にそれをはじめており、今後はその数も減少していくだろう。
たぶん、あと1年で95%は消滅すると予測する。

組合に頼る傾向も強いようだが
組合のやっている事はあくまでも「交換会」だという事をちゃんと理解しないといけない。
自分達で売れないものを売り、自分が得意なものを買う場所だ。
売る物が無いくせに、買ってばかりで利益が出るのか実に疑問である。

高価買取に関しては賛否両論あると思う。
それで本当に利益がでるんなら私はかまわないと思うのだが
私が知る限り、高価買取をうたっても、それほど仕入量は増えないと思う。
なぜなら、安値バーゲンと同じ理屈で
高価買取に商品を出してくれるお客様は「最も高い古本屋」に持っていくに決まっているからだ。
そして、それはおそらくコミックでは「まんだらけ」及び、その類似店であろう。
こういった宣伝文句は、先に浸透した店の単独勝ちだ。
あとは必死でその尻尾にしがみ付くしかない。
結局、まんだらけの買取の渋滞に嫌気がさした人が持ってくるおこぼれに預かるという状態が実際ではないだろうか?

個人的に紹介すると

同人誌、コミック誌の類だと他にも茨城買取ドットコムさんが辛くも高価買取で頑張っている。
http://ibarakikaitori.com/
技術書などは電脳書房さんが最近伸びてきているようだ。
http://www.bookcyber.net/
鉄道に関しては、やはりトレインブックスさんだろう。
http://www.train-books.net/


ただ、どちらも、利益確保にかなり苦戦していると聞いている。


個人的には、もっと宣伝の仕方を工夫すれば
買取量はまだまだ増やせると睨んでいる。
現在、チラシを月間1万枚配布しているが、その目標を1万3千枚に引き上げた。
それを全部、私が手配りしているわけなので結構大変ではあるが
集合住宅によっては1時間で千枚以上のチラシ配布が出来るので
ヘタに業者に頼むより自分でやったほうがいいと思う。
最終的には2万にまでもっていくつもりだ。


あと、うちのチラシには
「高価買取」
「親切丁寧」
という言葉は入れていない。嘘だし。
高価に買い取って欲しいなら、最も有効なのは古本屋に売る事じゃない。
自分でオークションに出す事だろう。だから、そんな文言は入れられない。と思っている。
あと「親切丁寧」なんて自分から言う業者は絶対信用できん←天邪鬼。
なのでうちのチラシにはその代わりに
「名前、住所、電話番号を確認のうえ、身分証明書を用意してお電話ください」
と大きく書いてある。
つまり、こちらから聞くのは
・名前、住所、電話番号だけ
必要なのは
・身分証明書だけ
という意味である。嘘だけど。←おい。

実際には買取のための日時を確認しなきゃいけないが、それは電話越しの相談になるし
それを長々と説明文で書く事の方が不親切ではないだろうか?
だから余計な文言は削り、この短い文章でやり取りの全てがだいたい分かるようにしてある。
あとはこっちで誘導するから問題ない。

親切丁寧と言葉で書くより、お客様にとっての不安とは何かを考えるのが
最優先だと私は思う。
聞かれる事は、名前、住所、電話番号だけ。そんなの古本屋の買取としては当たり前だ。
当たり前だが、初めて出張依頼する人には
「何を聞かれるのか分からない」
というハードルが存在する。だからそのハードルを取り除く作業が必要なのだ。

そのハードルを取り除いたからこそ、うちは日に10件も20件も買取がある。時もある。
(今日は無い。暇だ。雨ふってチラシ配ってないから。)

チラシを入れたけど効果ないよ〜って人は
自分のチラシを読み返してみて欲しい。
そのチラシは初めてみた人にも分かりやすいものか?よく考えてみるといい。



ちなみに今年度は無理だけど
来年度は目標は年商1000万でいきます

実はちゃんと年商での目標を立てたのは初めてです。
なぜなら、それどころじゃなかったから。
去年はまず正式な立ち上げから、手探りでいろんな事に挑戦し
もちろん沢山失敗もした。
今年はせどりをほぼ中止して個人買取を大幅に増やして利益確保に努めた。

来年はそのノウハウを維持しつつ、規模をでかくする。
ようは、やっと、方向が決まったので、あとは全力で突っ走る体勢が整ったというわけだ。
よく、立ち上げたばかりのところが目標を掲げているのを見るが
何を基準にそれをしているのか、ちょっと分かりかねる。
うちの場合は、現在の地域からチラシ配布が可能な最大の数を2万とした。
そこからだせる金額が年商で1000万程度という事である。
適当に出した金額ではない(苦笑)
おそらく今のシステム、1人体制で出せる金額の上限がそこだからだ。

もちろんシステム的に、もう少し変えていくつもりではあるし
今後、アマゾンの値上げなどもまたあるだろうから、それに対応していかなくてはいけない。
そういった意味で1000万という目標はざっくりではあるけれど
また別の意味で可変する可能性もある。


ただ1000万という年商をつくりだせれば・・・商売としても色々とやりやすくなるのは事実だろうね。
銀行からお金を借りたり、事務所の規模を拡大する事も検討できるレベルになるし
もう一度人を雇って仕事をしてもいいだろう。



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