子猫のすむ事務所

無事、彼女(猫)のいく先が仮決定しました。
今日、お邪魔させていただき
しばらく様子をみて、問題なければ
そのまま飼っていただけることになりました。


一から話します。

当初、取引先で拾った猫を
保護するという名目で飼育環境を整えました。
それと同時に、猫の飼い主を募集したのですが反応は無し。

あきらめかけていたところだったので
弟夫婦に相談したところ、一時預かりだけならなんとかという了解だけ得られました。
とはいえ弟は猫アレルギーだと聞いており
おそらく義妹が強引に押しきったのであろうと思うと一時預かりでも
気持ち的に憚られ、困惑していたところへ



記載から2ヶ月もたったのに
ある女から婚約者もいるので、猫の飼い主になりたいとメールで連絡。
諦めていたところだったので、その話に飛びつきました。
ところが数回のやり取りの中で、一度も彼女は名前を名乗らず
飼い主の住所で引渡しを提案したところ
八王子駅で引渡しを」と・・・
猫に電車はストレスが強いので、丁重にお断りをして再度住所でと提案
するとやっと住所を連絡してきてくれましたが

なぜかアパート名と、部屋番号が無い。
いまだ名前を名乗ってもくれず、分かっているのは携帯メールのみ。
そこへきて深夜9時ごろの取引にもかかわらず
「うちの前は駐車禁止なので、サークルKで引渡しをお願いします」

さすがに痺れをきらして、名前と正確な住所を連絡していただけること
飼い主の住所以外での引渡しは出来ない事
契約書へのサインと身分証明書の提示(これは二度目だが一度目にも返事が無い)をお願いすると


・・・・・・・・・連絡が切れた。
ごく常識的なお願いを、可能な限りへりくだってお願いしたつもりだったのに。




あまりのショックにめまいがして寝込む。


もし引き渡していたら虐待されていたのではないか?
いや実験動物として取引・・・・話には聞いていたが本当にいるのか・・・?
でも突然連絡が来なくなったのは、あまりにも怪しすぎる。
そんな人間がいるという事に、私は激しく動揺する。



ショックの最中、ちょっと卑怯な気がしたが
この状況をコミュニティに記載したら、何か情報が得られるのではないか?
あわよくばトピックが上がって別の方が飼い主に名乗り出てくれるのではないか?
という
まさに蜘蛛の糸にへばりつくような気持ちで
クロネコ・コミュニティに、今の状況を布団の中から記載すると



本当に連絡が来てしまった。
嬉しいやら、悲しいやら、せつないやら、苦しいやら、ありがたいやら、自分の卑怯さを恥じたりしながら
本当にどんな顔をしていたのか正直覚えていない複雑な心境で
返事をした。

そして場所が八王子と近い事や、修理工場を経営されているという事
現在多頭飼いされているという事などを聞き
さまざまな状況から、この方なら信用できる!!と判断。
すぐに連れて行きます!!と話をして、さきほど連れて行きました。


そこは決して広くは無いけど
猫の為のスペースといった感じで
4歳のクロネコと20歳のトラネコが共同生活をしていました。
20歳のトラ(人間でいうと100歳)は、人に馴れていて決して怖がらない。
ご主人の人柄を、この猫が保証しているようにさえ思えた。

そこに出してあげたうちの1歳のクロネコは、溶け込むように
その部屋の中へ消えていきました。
ご主人は独身の方ですが、とても猫が好きなのがすぐに分かり
けっして虐待や実験動物なんて言葉とはかけ離れていました。

ご主人と話をして、たまに猫餌を差し入れさせていただけることになり
それをご主人も喜んでくれました。


私のトピックは2ヶ月前から見ていてくれたのですが
独身だったので遠慮していたとおっしゃられました。
家族の方を優先すると記載したのも
独身の方に譲ると虐待されるのでは?家族だったら片方が見張っているから安心では?
という小ざかしい考えだったのですが、どうやらそれが裏目にでていたようです。
自分のセコい考えに恥じました。

実は虐待防止用の契約書も持っていっていたのですが
件の人に渡す気になれず、そのまま持ち帰り、破りました。
そもそも虐待防止は動物愛護法で守られていますし、こういうこざかしい書類は
危険を感じた相手にだけ見せればそれでいいと思ったからです。



うちの猫は、優しいご主人の元で
名前をつけられ
静かに生きていくでしょう。
それを私は遠くから見守る事にいたします。


あくまでも個人の主観にて記載しております。
諸々の判断は、個々に審査して自己責任で活用ください

医学に関して、当方は患者であり医学者、治療者ではありません
全ての判断は個人にお任せしております
当方のブログを見て実践した事による損害に関しては
一切の責任は当方にありません

こちらのブログは著作権が園田広宣にございます
無断での複写、公開は著作権法の範囲で違法になる場合がございますので
どうぞご理解いただければと思います。

皆様のご協力、そして応援に、深く感謝しております



古本屋エイジロメン 店長ブログ 高次脳機能障害と仕事と日々の暮らしと… 園田広宣
はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって
サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、
Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。