障害者の賃金(障害者就労)はなぜ安いのか?

基本的に私の仕事の最大の根本は

一般就労者と同じように稼ぐ(賃金的に)という事が最大の目的であって
沢山稼ごうとか、大儲けしようとか、そういう意図はあまりない。
(しかし何があるか分からない現代、ここで止めようというのもない)

障害者就労というのは、最近どんどん枠が広がっているらしいが
賃金は特に上がっていない。

障害者就労の仲間もいるのだが・・・聞いていると、とてもそれだけで生活は出来ない。
障害者年金があるからやっていけるのだろう。

なぜ障害者の賃金がこれほど安いのかを以前に考えた事がある。
それは結局のところ食品でいうところの

訳有商品扱い なのだと思う。

よくラジオ通販やテレビショッピングでやっている
ギフトに使えない、先が切れた海産物、割れてしまった御煎餅
あれと同じ扱いだ。

実際問題として、足がなかろうが車いすであろうが
事務仕事にどんな支障がでるというのか?

たぶん、事務仕事に支障がなかろうが、それ以上の仕事の拡がりが出ない以上
事務だけをやらせておくというのは厳しかったり
業務的には問題が発生した時の配慮が必要(火事の時にフォローは当然必要)だとか

正直、実際の仕事とは関係ところが多い。




じゃあ、普通に給料くれればいいじゃん・・・っていう思いがあるのだが
そうは問屋が卸さないわけで

・経営者としては、何か問題があれば当然に「安くなるけどいいですか?」となる。
・障害者としても同じ給与だと「健常者に仕事を取られてしまう」ので、承諾するしかない。

これが結局のところ、障害者の賃金が低くなってしまう最大の原因だと思う。

・・・正直、自分が人を雇う時も同じ理由で、賃金を安くするだろう。商売人だもん。


だから俺は自分の仕事を正当に評価してもらうためには
障害者は自立して、個人事業主になるしかないのだと何度か訴えてきた。

ほとんど賛同されないけどね(苦笑)


でも、働いてみれば分かると思うけど
自分と同じ仕事で、給与が高い人をみると卑屈な気持ちになっちゃうし
自分に能力があると思うなら、独立する方が絶対いいとは思う。

個人事業主の集まりに、障害者を卑下する人はいないからね。




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古本屋エイジロメン 店長ブログ 高次脳機能障害と仕事と日々の暮らしと… 園田広宣
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