半沢直樹を今更ながらに観てる
銀行の事はよく分からないけど
ストーリーはよく練られてる。脚本家は本当にうまいと思う。
あまりネタバレにならないようにしますけど・・・
DVD | blu-ray |
途中までは、ただ面白いドラマだなって思っていたけど
近藤直弼(滝藤賢一)さんが出てきて、ずいぶんと心を動かされた。
もし自分が出向されて・・・あの状況で常務取締役から同じ事を言われたなら・・・
私も同じように裏切ったんじゃないかなぁ・・・いや、どうかな?
でも即拒否は出来なかったはずだ。
それぐらい強烈なシーンだった。あのシーンが目に焼き付いて離れない。
半沢さんの「倍返しだ!」は正直、子供っぽいなという印象しか受けなかったけど
それが彼の演技力で素晴らしい掴みになっていたのは間違いない。
勧善懲悪が求められていると言われていたけど
確かに時代劇の空気は強い。何せ歌舞伎役者もこれだけ入っているのだから・・・。
あと、半沢ネジの融資を打ち切って半沢慎之助が自殺するきっかけになったのは事実だが
彼にもう少し忍耐力があれば融資先が見つかった時点で自殺する意志を打ち消す事が出来たわけであり
あくまでも自殺の一要因であって自殺の原因として彼を憎むのは筋違いのようにも感じる。
(まぁそれでも怒りを感じるのは理解は出来るが)