買取を希望する顧客の体系化
買取顧客には
・本を高額で売りたい、購入した金額を取り返したい
・部屋を整理したい(故人の持ち物を整理、子供の荷物を整理、電子書籍に移行)
・ただ鑑定してほしい、コレクションを見せびらかしたい。
があると思う。
この4系統のお客様に対して
我々は個々に違った対応をしないといけないと思う。
商品を見て値段をつける・・・これが理想ではあるんだけど
それをやっていたら「ただ鑑定してほしい」タイプのお客様が満足して帰ってしまうだけだし
個人のお客様と「廃業の在庫処分」を同じ値段で買い取っていたら金額が大変な事になる。
なので私は
このお客様に対しては、時間をかけて鑑定し、値段をしっかりとつける。ただし鑑定料を買取額から個々に差っ引く。
●部屋を整理したい
このお客様に対しては、短時間で鑑定して値段をつけるかわりに、鑑定料をオマケする。
●廃業、在庫処分
このお客様には、残念ながら大量に捌くという事で買取額をグンと抑えて対応させてもらう。
●ただ鑑定してほしい
神田の古書店を紹介して、そちらでお願いする。
だから実際には「高価買取していない」わけではないんだけど
お客様の様子をみながら値段をつけるので、予想より安くなることも多いと思う。
しかしながら、今まで買取をしてきた中で、本当に「安くで買い叩きすぎたな」って事は一度もないと思う。
うちは、わりとまともな買取額なんじゃないかなぁ。