アマゾンが新刊書籍の安売りを開始 廉価な文庫本、新書本にも影響を与えるのだろうか? ◆追記:主婦の友社の抗議
ついにアマゾンが書籍の「安売り」を始めた!
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150626-00074725-toyo-nb
アマゾンが、ついに書籍の値引き販売に乗り出した。ダイヤモンド社、インプレス社、廣済堂、主婦の友社、サンクチュアリ出版、翔泳社の6社から約110タイトルを「定価の2割引き」で販売するのだ。キャンペーンは6月26日から7月31日まで行う。
今回、値引きする書籍は、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」「クラウド化する世界」などのベストセラーを含む。ただし、いずれも発刊から一定期間が経過している旧刊書。「ざわちんメイクまとめ。特装版」などのムックもラインナップされている。
ニュースをいただいたツイート
値引きの内容よりアマ内部の責任者が本が売れないという認識のほうが興味をひくhttp://t.co/dkrA0o8Xhq
— あなくろ (@furubon) 2015, 6月 26
まず気になるのがアマゾンは「旧刊書」に関しての安売りを始めると宣言。
新刊書が売れなくなると、我々古本屋も買取が出来なくなる。
しかし旧刊書に関しては「在庫がダブついた書籍」を処分する感覚に受け止められる。
という事は正直言って歓迎できない。
それと、あなくろ様のツイートから感じるのは
アマゾンジャパンで書籍事業本部担当バイスプレジデントを務める村井良二氏は「今は本当に本が売れなくなっている。アマゾンは出版業界に携わっているリテーラーの1社としてマーケットセグメントを刺激していきたい。出版社もアマゾンも著者も読者も、みなベネフィットを得る取り組みだ」と説明する。
と話している。
「みなベネフィットを得る」という発言、これは真に受けない方がいい。
アマゾンはそういう「ウィンウィン」という会社ではない。
世間の反応を気にして、そう語っていると考えた方がいい。
実際の考えはおそらく「不良在庫を処分したい」に限るだろう。
綺麗な本が流通する事によって、我々の買い取りがしやすくなる可能性もあるが
それ以上に新刊が安売りされる事によって古本が売れなくなる可能性の方が私は怖いと思う。
特に安い文庫本、新書本(特に漫画やコミック類)
に関しては400円程度のものがさらに安くなれば
257円の古本より魅力的かもしれない。
う〜ん・・・・怖い・・・・。
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追記
こちらの記事に関して
主婦の友社が、はっきりと否定してきました。
情報が混乱しております。
ご注意くださいませ