チラシの効果があって
お客様買取量がある程度回復。
先日はお客様から
「とりあえず1箱買取をお願いしたいです」
と言われ、車でトコトコ走る。
財布に7千円ほど入っていた・・・まぁ1箱だから・・・と油断していた。
お客様宅に到着し、お客様が出した箱を見ていたら
お客様
「君の店は・・・古本屋なの?古書店なの?」
と聞かれた。
ピン!ときて
「うちは正しくは古書店になります。分かりにくいので古本屋と名乗っていますけど」
と話すと
・・・・何冊か追加で持ってきてくれた。
古本屋は、最近の本、流行の本を買い取ってうるが
古書店は、何年前の本だろうと鑑定して値段をつける。・・・と個人的に定義している。
その内容に愕然とした。
うちの買取価格で、どう見積もっても千円以上という代物がぞろぞろと・・・。
あくまでも買取価格です。
販売価格は今から計算するところですが・・・
明治の書籍にも関わらず、ヤケも少なく、カバーもある。
そんな書籍が出てきたり
大正時代の初版本が大量に出てきました。
はっきり言って、かなり鑑定に手間取り、だした価格にもあまり胸を張れるものではなかったものの
満足したようにお客様は
「うん、それでいいよ」
と言ってくれました。
その息継ぎを待たずに私から
「・・・・・ごめんなさい、コンビニに行かせてください。実はこれだけ良書が買取れると思ってなくて、・・・現金が足りません。」
と半泣きでお願いする。カッコワルイ。
朝の4時から深夜に高尾山登山を始める。
今回から、馴らしておいた地下足袋を採用。
実は今回、お袋をパートナーに登った。
深夜の移動は実に足元が見え辛く
川越えが非常に危険を感じたが、それ以外は大半問題なかった。
ただ、アスファルトが想像以上につらく苦しく、ここだけはサンダルでも持ってこればよかったと後悔した。
山頂まで着いたところで、初めて人に会う。
声を掛けようとしたら、カップルだったので、やめておいた。
山頂はトイレが2箇所あって、深夜にはひとつ閉鎖になるようだ。
とても綺麗でびっくりした。
山でトイレに入るときに、綺麗なトイレに入れると期待しないので
(最悪は外でする事になる)
これはちょっとしたカルチャーショックだった。
やはり観光地なんだなぁという気持ちだ。
お袋のEPIでラーメンを食べる。
・・・まさかお袋がカップラーメンを持ってきているとは思わなかった。
袋ラーメンはともかくカップラーメンを登山で持ってくる人は珍しい(苦笑)
下山、膝と腰が強い私は
登りは体重の関係で、速度はたいして出ないのだが
降りはめちゃめちゃ早い。
途中、何度もお袋のために立ち止まり
たまにお袋のほうに登って戻ったりした。
足袋は土の上で、非常に歩きやすかった。
高尾山口駅直前になって、大量のハイカーと擦れ違ったが
みな一様に、朝の7時に下山する私を驚いていた。
私から見れば、兵隊の行列のような彼らに逆に驚いたが・・・
駅直前の数100mで80人ぐらいに会っただろうか・・・駅までついたら
もうすでに団体客かと思うほどに人で溢れていた。
お袋の話では、賑わう時は、トイレまで100mも並ぶらしい。
まるでディズニーランドだ。
そうそうに撤収して帰宅した。