130年前の本 まんだらけの利益率
こんな本、いったい誰が買うんだ?と不思議に思いながら
出品してみたら
普通に売れたので、こっちが驚く。
まぁ、3000円程度での販売なので、物珍しさもあるのかもしれない。
こういう本は電子書籍にもなりにくいし、資料的価値はあるのかもしれないが
それはあくまでも資料としての価値しかないし
こんな本ばかり売っていくわけにもいかないわけで・・・。
実際、こんな本は扱いも面倒(ともかく汚れが酷いし、傷だらけ、記入の可能性も高い)だし
最近、2か月連続で近所の大手チェーン古本屋の閉店話を聞いた。
古本屋の未来は、とても微妙な感じだ。
万引き犯を公開しようとした、まんだらけのその後のニュースが入ってきた
その内容はともかく
万引き犯の映像公開問題で注目された、漫画古書店最大手の「まんだらけ」。一連の騒動で忘れがちだが、同社は営業利益率12.8%、ROE15.7%という、高収益企業だ(2013年9月期)。その強みと今後の課題を古川益蔵社長に聞いた。
まんだらけ社長独白「あの騒動と会社の今後」
高収益企業には間違いない。
だが、周囲が買い叩きのボッタクリだと騒いでいるわりに
利益率はこんなものである。
つまり、まんだらけより高く買い取るという事は、利益率がここよりさらに落ちるという事に他ならないわけ。
・・・・・・それでやっていけるの?
いや、やっていけるなら余計なお世話だけど、最近ともかく古本屋が次々と潰れるので
とても心配しているのです。
無理して高額買取なんかしなくても、お客様はちゃんといます。
高額買取を期待してくるお客様の方が、結果的に利益率は低くなり
そこに力を入れる事で、どんどんと悪循環に陥っている気がします。
私の信念ですが
店というのは潰す事が一番お客様にとってマイナスになると思います。
そこにあると思ったお店が、なくなる事が一番のショックです。
だからこそ、たとえ「あこぎだ」と言われようとも、店を守る事に力を注いだ方がいいんじゃないかと思いますね。
あくまでも個人的な考えですが。