小売りは本当に儲からないよね・・・
肩を冷やした上に、どうも風邪のような症状も出ていたので
近所の掛かりつけ医に行ってきました。
結果、間接にブスウウウウって注射は打たれるわ、薬は増えるわで・・・いま薬は7錠+1封です(´・ω・`)
さて、今月、先月と、うちは非常に忙しかったので
古本買取を置いといて、一般小売りに全力を注いだのですが・・・その結果
売上が○○○万円に!!
・・・・ごめん、税務署とか色々と怖いんで、伏せとくね。
でもね・・・利益はあんまり出なかった。
他社との価格競争に巻き込まれ、じゃあ・・・ってんで利益でなくても
他社が疲労すればいいやって値段で据え置いたものが
気が付いたら他社撤退→超売れ筋商品になってて、赤字ギリギリのままフル回転。
売ってるこっちは「なんで?なんで?」という状態のまま忙しさで確認もしなかったら
このザマだ・・・ってぐらい利益がなかった(苦笑)
しょうがないんで後から訂正したけど、後の祭りとはまさにこの事。
月一の価格点検のさいに気が付いた。
価格を引き上げても売れてるから、やはり価格点検の重要さを思い知らされた。
とはいえ・・・・小売りの利益の取れなさは、古本主体でやってた時の
ドンブリ勘定が全く通用しないので、本当に怖い。
古本を販売していた時は「これは100円で仕入れたから、1000円で売っておきゃ利益出るでしょ」って発想なんだけど
一般仕入れ新品小売りの場合は純利益が売り上げの数%なので、送料や手数料、アマゾンポイントを少しでも間違えると
そのダメージたるや・・・
おそらく、食料品なんかだと、さらに利益が薄くて1〜2%なんだろうなと思うと恐ろしくなる。
昔、仕事の関係でいろんな業者さんの仕入れ価格と販売価格を目にさせてもらう機会があったのだけど・・・
スーパーのチラシの「特売」って本当に赤字なんだよね。ちょっとは利益出てるんじゃ?って疑ってたでしょ?
あれ本当に赤字なんだよ。
しかも卸値より安く売ってる場合もあるから、赤字なんてもんじゃない。人件費やチラシ掲載費なんかを計算したら大赤字。
あれでよく経営が回るもんだと感心したものです。
スーパーの経営者様は本当にたいしたもんだと思ってます。
古本屋経営は楽しいし、全力を注げばもっと儲かるのは分かってるんだけどね・・・
やはり怖いんだよね。本というメディアがいつまで残るのか疑問でね・・・。
今日の買い取りは、全体的にショボかったんだけど
一点だけ・・・釣りキチ三平の全巻セットがあって驚いた。
あまりの事に震えながら「いいんですか?これ本当に売っちゃって・・・」
と、自分が買い取る側なのを忘れて聞いてしまった。
65巻、全揃いは正直初めてみたよ。
仕入れたものの・・・とりあえず自分が読んでから売る事になるだろうね(苦笑)
これが古本屋の最大のメリットなんだろうなぁ。