年末年始、通販業界は休日にしても平気だろうか
今年、正月の1日2日は出荷は休みましたが
それ以外の業務は通常営業でやっておりました。
さすがに郵便局に集荷を頼むの事に気が引けました。
・・・なので直接持ち込みで。
みなさん休んでいますよね。
どこまで休むのが正解なのだろうか?
そもそも休んで良いのだろうか?
そこから疑問に思いました。
まず気になるのはお客様の反応。
正直いってアマゾンのお客様の大半は
「アマゾンの発送は早い」という事が
大きな注文の理由になっています。
ですからアマゾンの発送は年末年始も「早く」しなくてはいけません。
しかし、そこには注文の重要度もあると思います。
書籍の大半は急ぎのものは少ないと思います。
もちろん病気や治療などの書籍は急ぐものもあると思いますが
99%は明日につかなくても、大きな影響はないと思います。
そもそも、そのような高額な配送料ももらっておりませんし。
お急ぎ便の設定も出来る。
こういった類のものは、年末年始も休めない。
注文があれば、すぐに送る必要がある。
お急ぎ便のペナルティーは高く、一定レベルの配送ミスがあると
お急ぎ便参加資格が停止されます。
対して、ヤフオクだが基本的にお客様の期待値は低い。
大半のお客様は明日に届くとは思っていないように思う。
ここで販売している業者も、個人事業主レベルが多く
私が知る限り、大手で販売ルートに使っているのは
ブックオフぐらいだろう。
ここでの販売はおそらく一般企業と同じレベルで休んでもいいと思うのです。
楽天市場ですが、ここもお客様の配送スピードの期待値が低いです。
あす楽サービスがありますが、ここも明日着くといいなレベルで見ているようです。
アマゾンのお急ぎ便とはペナルティーのレベルも全然違っています。
届かなくても、お客様に料金の一部を返却すればいいという扱いです。
お客様からすれば「急いでるから注文先を決定しているのに」という思いですが
楽天市場はお客様の考えを理解しているとは思えない呑気さです。
また、楽天市場は配送カレンダーを大きく表示していますので
誤解されにくいという事もあるでしょう。
そこから考えると、あまりナーバスにならなくてもいいと思います。
まとめると
・アマゾンのお急ぎ便関係、家電や急ぎ需要の商品のみ、年末年始の営業は重要な意味がある。
と思います。
それ以外の販売部門は休んでもかまわないでしょう。たぶん。
出品、出店者側から見れば、アマゾンの対応は厳しいです。
しかし、そこがアマゾンが強烈に消費者に受け入れられている理由でもあるんだと思います。
配送業者にも徹底的なプレッシャーをかけ、配送費用を抑えさせていますが
それも消費者が求めるサービスだと考えると納得が行きます。
決してアマゾンの営業姿勢を賛美しているわけではありません。
しかし、消費者が求めているものを大企業が具現化していると考えると
そもそも私たちのワガママが、そのままアマゾンという企業を形成しているわけです。
なんともやるせない気持ちになりますね。
↓マウスを応援リンクにカーソルを合わせると本音コメント見られます。↓
さらにバーナー画像をクリックすると、アマゾンへ移動します。